ブレーキオイルは走行条件によっては200℃以上の高温となります。このような時に、ブレーキフルードは沸騰を防止する為にグリコール、エーテルを主原料に作られています。そのために、フルードは水と混ざりやすく、空気中の水分を少しづつ吸収しています。また、シリンダの固着や配管の腐食の原因となります。
安全にご利用していただくには24ヶ月毎の交換をお勧めいたします。
ブレーキフルードはマスタシリンダによって加圧、ブレーキパイプと高圧ゴムホースを通って各ホイールシリンダやディスクシリンダまで圧送されます。しかも、ブレーキフルードは極低温から高温・高圧の状態で油圧が流れます。ブレーキホースは常に曲げられたり、伸ばされたりして、使用条件はかなり厳しいものです。
亀裂や損傷があれば大変危険です。定期的な点検と早めの交換をお勧めいたします。ブレーキホースの交換は走行4~5万kmが目安です。